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広島弁しわい(しゅわい)の意味を徹底解説・使い方事例

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広島弁を理解する上で、よく使う方言。それがしわい(しゅわい)です。今回はしわい(しゅわい)の意味、実際に広島人が使っている例文事例を紹介します。

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しわい(しゅわい)の意味

しわい(しゅわい)は1つの意味しか持たないため、広島弁として覚えやすい言葉です。

しわい(しゅわい)=しんどい、だるい

ただ、同じ広島県でも、広島市内であれば”しわい”と言いますが、県北部の地方に行けば、広島弁が強くなるため”しゅわい”となるケースが多いです。さらに年配の人は”しゅおうて”と使うこともありますので、注意が必要です。

ですが、言葉として、しわい(しゅわい)=しんどい、だるいですので、理解しやすいでしょう。

しわいの使い方事例1

和樹「昨日、飲みすぎたけぇぶち二日酔いじゃ。ぶりしわいわ」

裕二「そがに飲むけぇ二日酔いになるんよ。」

このケースが二日酔いで、体がしんどい、だるいを表現しています。裕二の「そがに」は「そんなに」という意味があります。

しわいの使い方事例2

里子「昨日から風邪がしゅおうて、らくにないんよ」

和子「そりゃいけんじゃない。ビタミンをとって寝とかにゃー」

年配の方が多く使う、しわいをしゅおうて使うケースですね。

里子は風邪がしんどくて、体が苦痛であるという表現をしています。

しわいの使い方事例3

清志「昨日、生牡蠣食べてあたってしもうて、嘔吐下痢でしゅおうてしゅおうて、なんぎしたんよ」

哲郎「あんた生で食うたんか?わしゃあたってから、もう食えんで。そりゃしわいのー」

「しゅおうてしゅおうて」と2回使うときは、とんでもなくしわいのときの表現です。また「なんぎしたよ」とは「苦労した」という表現になり「生牡蠣であたって、そりゃ超しんどくて辛かった」という意味になります。

広島県で有名な牡蠣。生牡蠣とは薬味を入れて、生で食べることですが、牡蠣の鮮度、体調によってあたります。あたると、高熱・嘔吐下痢など、上から下から散々な結末になりますが、広島県民も結構、生牡蠣であたる経験者も多く、あまりの恐怖から、もう食べれない人も多くいます。

しわいの使い方 初級編

  • 「あー風邪でぶちしわいわ」
  • 「遅刻するかと思った。走ったけぇくそしわい」

会話の中にしわい(しゅわい)を入れようとすると、なかなか難しかったりしますので、まずはしわい(しゅわい)をメインにする表現をするといいでしょう。普段聞き流していますが、意外とよく使う言葉ですので、ぜひマスターしてみてください。

今回はしわい(しゅわい)を紹介しました。

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