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広島弁「たちまち」の意味と使い方事例

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広島人が頻繁に使う広島弁!それは「たちまち」です。私自身、数年前まで「たちまち」は標準語なんだと思っていましたが、県外に遊びに行った際に「たちまち」が理解してもらえず、広島弁なんだと理解しました。

また広島に観光で来られた方には立町(たちまち)と読まれているかたも!正解は立町(たてまち)です。

今回は広島弁の怖いイメージがあるなか、たちまちの意味と使い方の事例をご紹介します。

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1. 「たちまち」の意味

まずはたちまちの意味から紹介します。

  • たちまち=とりあえず

広島人は短気な人も多く、すぐに何かして欲しい(行動して欲しい)ときにたちまちを使います。また何かしているあいだに次のことを考えるときにも「たちまち」を使う事例が多いです。

広島人も意外と気づいていません。意識して会話を聞いていると頻繁に登場するのがたちまちです。

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2. 「たちまち」の使い方事例

広島弁のなかでも、たちまちは簡単で実際に使いやすいので、ぜひマスターしてください。

2-1. 居酒屋「たちまち」

  • 店員 「ご注文はいかがしましようか?
  • 広島人「たちまち生2つちょうだい」

生ビールを注文しているあいだに、食べたい料理を選ぶ、それこそ広島人なんですかね。この居酒屋「たちまち」パターンは多く使うことが多い会話事例です。実際に私は、居酒屋「たちまち」パターンを東京で使って店員さんが「???」になって「たちまちという料理はございません」と言われました。

2-2. 工事現場「たちまち」

  • 部下「明日の現場の準備ですが、何を積んでおきましょう」
  • 先輩「ほーじゃのー明日は下見じゃけぇ、たちまち脚立4尺があればええで」

工事現場、職人系のお仕事の人は「たちまち」を使うことが多く、やはり短気な広島人の気質なのかもわかりませんね。そのほかにも「たちまち窓側から作業していこうや」といような「たちまち」は少しでも何かしておく、暇を作らないような感じでも使われるケースもあります。

2-3. 病院「たちまち」

  • 先生「今日はどうされましたか」
  • 病人「昨日、階段から滑りこけて膝が痛いんよー」
  • 先生「確かに膝が腫れとってですね。たちまち骨が折れてないかレントゲンとってみましょう」

広島県でも田舎の地域に行けば、広島弁が多い病院がたくさんあります。それもそのはず。田舎に行けば高齢者の方も多く、広島弁の度合いがキツくなっていくので、先生も必然と広島弁になるのでしょうね。また先生も地元の人も多く、広島弁を使うことでより親近感があり、好感が持てるような気がしますね。

3. 「たちまち」まとめ

「たちまち」いかがだったでしょうか?

広島弁は怖いイメージもありますが、「たちまち」のように短気なイメージもあります。とりあえず何かして欲しいときに、ぜひ「たちまち」を使ってみてください。コンパクトな広島弁ですので使いやすいですよ。

今回は広島弁の「たちまち」の意味と使い方事例を紹介しました。

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