広島弁のなかで、ダントツ1位の方言が「たいぎい」です。本当にいろんな場面で「たいぎい」は使います。今回は広島弁「たいぎい」の意味と使い方について紹介します。
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1. 「たいぎい」の意味
「たいぎい」は明確な意味を持ちません。なぜなら本当にいろんな場面で登場するので、ザックリな感じで略すと
- めんどくさい
めんどくさいが基本ベースにし、いろいろと派生していくかたちですね。とにかくいろいろな場面で使われる広島弁ですので、事例でたいぎいを解説していきましょう。
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2. 「たいぎい」の使い方事例
なかなかイメージしにくいので、実際に「たいぎい」の使い方事例を紹介します。
2-1. テストが「たいぎい」
- 「明日、数学のテストじゃ!たいぎい」
初心者編の「たいぎい」の使い方です。テストがあることが面倒くさいとなります。自分が行動することに「たいぎい」と使いますので
2-2. 頼まれごと「たいぎい」
- 妻「ごめーん!オムツ買ってきてくれん?」
- 夫「なんで買ってないん?たいぎいのー」
夫の仕事帰りに妻がお願いするも、夫は途中寄り道をしたくない感情が溢れている「たいぎい」ですね。確かに仕事帰りはめんどくさいですね。
- 妻「今からコストコ行かん?」
- 夫「たいぎいけぇ行かん!」
広島県民の日常的な「たいぎい」ですね。
2-3. ケンカ「たいぎい」
- 「たいぎい!たいぎい!どっか行けや!」
「たいぎい」連呼技!口ケンカするとき、よく登場しますね。相手に「たいぎい」というときと、その場を脱出したい気持ちからの「たいぎい」などがありますね。
2-4. 渋滞「たいぎい」
- 「たいぎいぶち混んどる」
車で移動する際、普段は渋滞しないのに、渋滞しているときの事例です。
2-5. 未来「たいぎい」
日曜日の夕方 サザエさんを見ながらの一言
- 「明日、たいぎい仕事か」
広島人は未来へのシチュエーションにも、「たいぎい」を使います。
2-6. 口癖「たいぎい」
- 「たいぎい!」
とにかく「たいぎい」が口癖の人がいます。多くは男性ですが、いわゆる「今日1日を生きる」ことに「たいぎい」というか理由は特にないけど、とりあえず「たいぎい」と言ってる人がいます。
3. 「たいぎい」まとめ
広島弁をマスターするなら、まずは最初に使っていただきたい方言が「たいぎい」です。本当にあちらこちらで聞こえてくる言葉ですし、めんどさくさいと思ったら「たいぎい」って言っておけば大丈夫です。そのくらい軽い気持ちで使って頂けたらと思います。
今回は「たいぎい」の意味と使い方事例について紹介しました。
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